■TAKAのボルドー便り■
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41.シャトー・ドゥ・モンス |
世紀の当たり年と騒がれているヴィンテージ2003ですが、白は平均程度(勿論例外もあります)、赤は場所によりバラツキがあるようです。マロが終わってみないと最終的な判断はできないのではないでしょうか?毎年が”当たり年”として報道されるこの騒ぎは一体誰が仕掛人なんでしょう? 9月始めに収穫されたブドウの処理で忙しい合間をぬって、アルマニャック近くのフランス国立農業研究所(INRA)がある、シャトー・ドゥ・モンスという所へ出かけました。モンペリエ大学との共同でそこの博士課程の学生の研究サポートの会議のためです。 前回の会議で出かけた報告は、「37.ガイヤック近郊」でご紹介しています。 |
そこの試験農場です。 |
これは多分メルロかな? |
瀟酒なシャトーでこの中に事務所や会議室、食堂があり、隣が醸造所です。 |
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部屋も奇麗です。 | |
食堂です。 ここで働いている人達が食べにやってきます。 |
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テーブルにはここ製ワインが置いてあるけれど、味は今二つ、というところ・・・。 |
そのかわり料理が美味しい。こんな料理を毎日出されたら元気が出て仕事もはかどるというもの。え?何を食べたのかって? まずはこの地名産のフロッグで乾杯!オードブルは日本でもお決まりの生ハムの盛り合わせに、メロン。メインは川カマスのクリームソース仕立て、このあとフロマージュに果物と続きました。横をみやればここの醸造従事者も同じものを食べていたので、私達が特別というのではないようです。 |
ここでは普通にワインを造っている他に、いろいろ小さな実験をしています。その為か小さいタンクが一杯あります。少しずつ条件をかえて醸造するのでしょう。 |
初めて見たコロンバールというブドウ品種です。なんかグロゼイユをおもわせる実の付き方です。 |
この地方、ガスコーニュに育つブドウから得られたワインにもチオール化合物が重要な役割を演じています。モンペリエ大学の方々とのプロジェクトでこの地方のワインの改革に貢献できればと思っています。 |
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