■TAKAのボルドー便り■

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2.ブドウの房と葉の観察

前回は葡萄の房におけるソーヴィニオンとセミヨンの違いについてお話しました。



左がソーヴィニオン右がセミヨンです。


今回はこの続きとしまして、葉はどうなっているのかみてみましょう。写真では典型的な違いが際立つような例を選んでいます。どちらがどちらでしょうか?
ソーヴィニオンは両側の切れ込みが深く、周囲のギザギザが鋭い。それに対してセミヨンはこの反対の形態をもっています。従って答は左の葉がソーヴィニオンです。
しかし実際は成長した葉をそれぞれ3ー4枚ずつ採集して比べないとわかりません。形態のバラツキが大きいからです。いきなり一枚だけみせられてこれ何の葉?といわれてもよほどの専門家でないと答えられない、というわけです。


また前回のサンプリングに関してはできるだけ均一にこれを行わなければならないことをお話しました。これは実験に使用する目的にかぎらず、収穫期決定のための糖度の測定にもいえることなのです。もっともこの場合には100粒数えるということはしませんが、房の上部から少し、別の房の下部から少し、これを畑の中央や端から少しずつサンプリングします。とにかく均一にとる、ということが最重要課題なのです。

面白い写真をお見せしましょう。ソーヴィニオンの房ですが、これの裏と表をそれぞれ撮影してあります。果皮の色の違いがおわかりでしょうか。左の写真が太陽に当たっている面です。すでに果皮が透明になりかけて黄色に呈しているのですが、その同じ房の裏側はまだ青く若い状態です。勿論両者には糖度の違いがあります。葡萄の状態を探るためのサンプリングは均一に行わなければならない理由はここにあります。


 いかがですか?


ドワジデーヌの畑から眺めたシャトー遠望の写真です。
これをソーヴィニオンの畑から撮っていますが、もう既にこの区画の糖度は12度に達しています。(2000/9/1現在)


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